2012年12月10日月曜日

近況 東北 11月 井崎陶工房

今回の東北の旅・こころなごむ風景
 塩竈神社の牛
 松島円通寺の紅葉(年々・秋・紅葉の観客が増えているそうです)
 会津若松城の紅葉(朝の霧の様子が伝わりますでしょうか)
気仙沼の復活・・・フカヒレの天日干し

近況 11月 旅行 東北

気仙沼は昨年八月に来た時に比べれば、整備され人の動きもありました。が、町が戻ってきたり、新しい町が形成されたと言える状態には、まだ長い時間が必要と感じました。

気仙沼の港にたくさんの漁船が戻っていました。もっと多くの船が寄港するには、周辺設備が整うことが必要。最近、漁協のビルが建って、少し元気が出てきましたと地元の人の期待を含めた言葉を聞きました。
 魚市場は取引の終わった時間なのできれいに片付いていました。歩いているうちに大粒の雪が降ってきて、傘をさせないほどの強風が吹いてきたので、いそいで紫市場の寿司屋に入りました。おいしい寿司にお銚子一本の心地よい昼飯になりました。ここの仮設の店は、2年契約のため先が見えないし、地盤の整地や区画の整理が何年先になるのか、本格的に店を開けるのはいつになるのかなあ・・・・。
 気仙沼線はBRT(電車の軌道を使ったバス路線)ができた。けれども、バスになると電車に戻れないのでないかと地元では反対もあると聞きました。南気仙沼から元吉までこのバスに乗りました。思っていたのと違い、軌道敷を使ったBRTの部分はごくわずかで、ほとんどは既存の道路を使う普通のバス路線。まえの軌道は津波被害の荒涼とした荒れ地の中。周りには家もなく人のいない場所で、線路を引いて復活するのは今はとっても無理な状態。見えないところの、橋やトンネルの被害が大きく元へもどすのは難しいのでないかと地元の人の意見。
上は気仙沼線元吉駅。さびた鉄橋がら見た駅は、人が入らず、草が茂り、線路はさびで赤くなっています。
気仙沼の現状。去年の8月に来た時から、気仙沼は人が増え整備が進んでいます。が、現在は、コンクリートの建物をこれから壊す段階。住宅地は基礎の石やコンクリートを壊すのがこれから。道路の位置変更がされるらしいが、何年後にできるか不安ですねとは地元の人の言葉。
画面先に見える整地中の現場には、がれきを区分し大きな山ができていました。感心したのは、木片を砕き、土に戻す作業が進んでいることでした。・・・・・。

近況 11月 旅行 東北 

11月 東北へ行きました。今回は4人旅を挟んで前後一人旅の五日間でした。
行程・・・・新宿(夜行バス)→仙台→気仙沼→仙台→松島・塩釜・多賀城→仙台→会津若松(高速バス)→新宿

 瑞巌寺・本殿修理中のため特別公開の廟所への通路
 多賀城石碑(石碑を覆う建屋・松尾芭蕉はこの石碑を観に訪れて感激したとの言い伝えあり)
 多賀城史跡の基礎石(前に柵が見えるように現在整備中)
会津鶴ヶ城(飯盛山の近くの和田地区に自家栽培十割手打ちそばの店を見つけました、昼なので天ぷらに銚子いっぽんだけにしましたが、満足おいしい昼ごはんでした)
私は、旅行先でガイドブックにない街中・裏通りを迷子になって歩くのが趣味(自分流の楽しみ)です。今回は、飯盛山と会津若松駅の間の公園横を通ったところ、震災仮設住宅がありました。岩手県の仮設に比べれば広く、町なかなので住み心地が少しは良いだろうなと思いました。が、この仮設は大熊町の住宅・・・原発がら避難している町です。・・・・・・。